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セックス・ボム女性は男を自暴自棄にさせる

「性的魅力に溢れた女性が、しばしば非難に晒され、攻撃の対象になるのは何故か?存在脅威管理理論(Terror Management Theory)によれば、女性の性的魅力は男性の肉体の有限性をより意識させ、死の不可避性への思いを高めるからだとされる」。この意表を突いた疑問と回答について詳述しているのがこちらの論文

著者たちは、意識下にある死の観念は男性が女性から受ける魅力の評価を減じること、死の脅威は男性が魅力的女性を得ようとする傾向を貶め、かつ男性の性的興味を阻害し、男性の性的魅力自体をも低減させ、かつ男性の女性に対する攻撃性をより表現しやすくすることを5つの実験をおこなって明らかにしたという。また、女性にはこの傾向は認められないそうだ。

残念なことに元論文は無料では読めず、抜粋しか読んでないので、一体どんな実験なのかよく判らないのだが、Terror Management Theoryということから想像すると、まず男女の性行動指向を質問紙法で確かめ、その後、「人は必ず死ぬ」という事実に直面させるような情報を与えて、先ほどの指向性に変化が出るのを示すと言うような実験なのではないかと想像する。間違ってるかも知れんが。

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この映像を「聞く」ことが出来ますか?

世の中には「共感覚」というものを持っている人が存在する。これはある感覚的刺激に対して、それに対する通常感覚だけではなく、直接には関連のない感覚が生じることをいう。

例えば、音刺激に対して何らかの色を感じたり、視覚的形態を感じるというような現象である。これは比喩的に使われるようなものではなく(例えば、暑苦しい声とか、痛々しい光景とか)、クリオネクオリアを伴う具体的な知覚であるのが特徴であるという。

ある音階を色として知覚する共感覚の持ち主は、一般的色彩知覚とは厳密には違うかも知れないが、同一刺激があれば同じ具体的な体験を反復する。

私も仕事柄、共感覚を持っていると主張する人と接した事もあるが、なにせ話で聞いて想像するしかないので、その体験を了解するのはなかなか難しい。一応、疾患では無いとされているが、この感覚の持ち主が不安や抑うつにとらわれると、その症状が文字通り多彩になって、より深刻なものとして体験される場合もあるようだ。

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休業予告(当ブログのことではありません)

<左の張り紙の全訳>「恐縮ながら休業いたします。

当店は7月4日より、ババ・ガヌージュ将軍が率いるオタク軍(*)が、ファラフェル・バクラバのクレタ軍を打ち破ったタブリの戦いにおける大勝利を記念し、休業いたします。

この戦いでは、ババ・ガヌージュ将軍のギロ夫人が両足を失うという重度の戦傷を負いつつ、13人以上もの子供たちを出産するという武勲を立てられました。

末のご子息、ミトスは仲間からキュウリ・ディップとして知られ、オリンピックの頭蓋骨投げ競技で世界記録を打ち立てておられます。彼の記録は未だに破られておりません。なお、当店は7月9日から再営業いたします。」< 引用はこちらから>

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ゲイは搭乗お断り

gay_get_off_planeこれはアンセット・オーストラリア航空の従業員、ゲイ氏が会社から従業員向けの無料搭乗券を貰い、利用したときの体験である。

ゲイ氏が機内に入り、自分の席につこうとしたら、そこには既に正規航空券を持った乗客が座っていた。そこでゲイ氏は不満も言わずに空席に座った。

ゲイ氏は知らなかったのだが、たまたまアンセットの別便で機器のトラブルがあり、そちらの乗客が他便に乗り換えていたのだ。ゲイ氏の便にも何人かの乗換え客が来たので、無料券乗客は後回しと言うことになっていた。

客室乗務員はリストをもって機内を回り、既に搭乗している無料客を降ろし始めた。覚えておられるだろうが、われらのゲイ氏は予約席とは違うところに座っている。係員はゲイ氏が座るはずだった席に向かい、そこに座る乗客に「あなたはゲイですよね?」(”Are you gay?”)と尋ねた。

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神は年金加入を許さない

32才になるA子が私の外来を初診したのは、もう20年近く昔のことである。彼女は診察室で下を向いたまま、長らく逡巡している様子だったが、やがて意を決したかのようにこういった。

「私、もう夢も希望もないんです。どうしていいのか判らないんです」。かなりしっかりした口調でそう語ると、また口をつぐんで下を向く。まあこういうことはよくあるので、こちらも見当外れの促しなどをせずに観察を続ける。

彼女は全く化粧気がなく、あえて地味さを強調するような衣服に身を包んでいた。整った顔立ちからはそれなりの教養と利発さ、意志の強さが窺える。困惑を口にするものの、悲嘆に暮れているという印象はない。むしろ自分の訴えが理解されるかどうか、自信が持てないのであろう。

そこで、「どういったことに希望を持てないんですか?」と質問を向ける。彼女はちょっと間を置き、「私、滅びるしかないんです」、と答えた。「滅びる?肉体的に、ということですか?」と問い直すと、彼女はその後、結構雄弁に自分の苦境について語り始めた。

曰く、彼女は10代の終わりから某キリスト教系の新宗教を信じ、布教活動にも熱心に参加してきた。数年前、母親が脳血管障害で寝たきりになり、それを期に仕事も辞め、宗教活動と介助だけの生活をしてきた。教団の教えでは、やがてこの世には終わりが来て、義人たちはこの地上で復活し、永遠の命を得ることになるとされている。

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病院へ行こう:再診編

初診の時に撮った3DCTの結果を聞くために、仕事を休んで病院を再診。堂々と仕事を休めるのは有り難いが、給料を貰えるわけでもないのに病院に行くというのが今ひとつ。長々と待たされて痛い目にも会い、その上金をふんだくられるのがシャクである。

心房細動というのは、肺から酸素化された血液が心臓に注ぎ込む部位である左心房後壁あたりの細胞群が異常な電気的興奮をするようになり、それが心室に伝わって周期的律動が乱れ、五月雨風収縮になるのがその本態なのだそうだ。したがって、肺静脈流入路を電気的に隔離すれば、本来の洞律動を取り戻すと期待できる。

そこで、電気的興奮を起こさない、伝えない程度に左房の後壁を高周波で焼くという治療が行われるわけだが、多数の細胞が勝手に興奮するのを抑えるには、カテーテルの先端で狭い範囲を焼いていく方法では、何十ヶ所も焼かねばならず、技術も必要だし何より面倒である。そこで、風船を左房内で膨らませ、それを使って加熱すると言う方法を、この病院のスタッフが主導して開発した。

私は心房細動が慢性化してしまってから、何度もカテーテル治療を考えたが、治癒率がせいぜい2~3割だとか、再発率が極めて高いというような話を聞いて躊躇していた。それがここの病院ではほぼ9割の治癒率だという。思い切って受けて見ようと決心するのに、充分すぎる数字である。ここが家から近いという条件も大きかったが。

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同じ錯覚が視覚と触覚で起こる?

左の図は有名な錯覚の一つなんだそうで、要は対角線上に書かれた二つの黒丸が、交互に左下右上と左上右下と入れ替わるというもの。

人がこれを見ると、黒丸が上下、もしくは左右に移動しているように見えるが、しばらくすると上下移動を見ていた人は左右移動に、左右移動の場合は上下と入れ替わるという。

不連続な点の位置変化を脳は連続運動として見たがるが、上下左右どちらへの動きも優位な訳ではないので、まばたきだとか視線の変化で入れ替わってしまうらしい。

これが触覚の場合ならどうか、と考えて実験したのがMITとハーバードの研究者。彼らは視覚障害者に画像を伝える目的で開発中だった触覚ディスプレイを使い、上の図形と同じ(と言っても『画素』60だそうで、かなり大ざっぱ)触覚形体の変化をボランティア被検者に触知して貰ったところ、視覚の場合と全く同じように、上下もしくは左右の運動錯覚が反転する現象が見られたという。

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