[0066] CHOICEの謎 (2003/03/24)
![]() ネットには理科系の方による随想サイトが数多くあり、鋭い分析力を駆使して日常を観察したものとか、科学知識のわかりやすい解説とかの、完成度の高いものをいくつも見つけることが出来る。 そういうサイトでよくみるのが、「鏡に映る像はなぜ左右が反転しているのか」という一般的な疑問に対する解説である。実に明晰に説明がされていると言いたいのだが、これに関する限り、納得からは程遠い。左右ではなくて、前後が反転するのだ、という説明はなんとなくわかるのだが、腑に落ちるというわけには行かない。ましてや「人間は上下非対称で、左右対称だからそう感じる」などと言われると、そりゃちょっと言い逃れだろうが、といいたくなる。 私は一応理科系の仕事をしていることになっているが、その実体は完全に文科系で、それに加えて緻密な論理的思考というのが全く苦手なので、今後もこの問題に納得をすることはないだろうとおもう。 そこで、鏡像問題で納得できない人の混乱をさらに深めるため、あいまいな記憶から左のような画像を引っ張り出してみようと思う。これはたしか少年雑誌でみた、「チョイス」という名のガムだったかチョコだったかを使ってやる遊びであった。 昔のお菓子はたいがいセロファンで覆ってあった。そこで、CHOICEの部分だけセロファンを残し、鏡の前で「セロファンには鏡の左右反転を阻害する作用がある」といって、実験をするのである。言われた相手は「そんなアホな」と信じないが、実際にやると本当にCHOICEの部分だけが左右反転しないので驚きまくる、というもの。鏡に映して見せる時、上下をひっくり返すのがキモである。 今はセロファンで覆ってあったりしないので、セロテープでも貼り付けてやってみればいいと思う。この画像のようにわざわざ自分で字体を用意したらあまりに作為的なので、やはりここはチョイスガムだか、チョコだかをさりげなく準備しておきたいところ。 |